北海道で5月26日、妻や元妻に対する傷害事件が相次ぎました。
旭川市では26日午前11時50分ごろ、市内に住む会社員の男(22)が、20代の元妻の自宅を訪れ、頭を手で押さえつけるなどの暴行を加え、ケガを負わせたとして傷害の疑いで逮捕されました。
元妻は右のまぶたを切りましたが、命に別条はありません。
元妻の関係者が110番通報し事件が発覚。警察が現場に駆けつけ男を逮捕しました。調べに対し男は「納得できない」と容疑を否認しています。
一方、札幌市では26日午後10時ごろ、白石区に住む会社員の男(38)が自宅で、同居する30代の妻の顔を殴ってケガを負わせ、傷害の現行犯で逮捕されました。
妻は顔を打撲するケガです。
妻自ら「顔を殴られた」と110番通報し、警察が駆けつけ男を逮捕しました。
調べに対し男は「妻の顔を殴ったことは間違いない」と容疑を認めていて、事件当時は酒に酔っていたということです。夫婦間で何らかの口論があったとみられます。
いずれの事件も、警察が詳しい調べを進めています。