EU(ヨーロッパ連合)は、中国の衣料通販大手「SHIEN(シーイン)」に対し、虚偽の値下げ表示など違法行為に関する調査への協力を求めました。
EUや各国の消費者当局は26日、「SHIEN」に対し、消費者の保護に関する法律を順守するよう要求しました。
また、嘘の値下げ表示や商品の返品や返金に関する虚偽の情報など実態調査への協力を求めました。
EUは1カ月以内の報告を求めていて、「SHIEN」側の対応が不十分な場合は、EUの加盟国内の年間の売り上げに基づいた罰金を科す可能性があるということです。
EUの担当者は、「プラットフォームがどこに拠点を置いているかに関係なく、説明責任を負わせることをためらわないというメッセージだ」とコメントしています。