【佐賀市の農家】
「今度、価格の高くなるからやっぱり張り合いの出てくるね」
農林水産省が26日発表した統計によりますと、全国のスーパーでの最新のコメの小売価格の平均は5キロ当たり4285円と高止まりが続いています。
まもなく田植えのシーズンを迎えるコメ。そんな中、JA佐賀は今シーズンのコメを集荷する際に、農家に前払いする概算金の最低保証額を発表しました。
具体的には、さがびよりが60キロ当たり2万3000円、夢しずくは2万2500円、ヒヨクモチは2万4000円。
去年の概算金の初期の価格と比べて約4000円高くなっています。
【佐賀市の農家】
「今度、価格のたこうなるきやっぱり張り合いの出てくるね」
【佐賀市の農家】
「農業従事者としては、コメが一生懸命頑張った分いくらかでもお金になるならそれが一番嬉しいさね」
“最低保証額”の狙いは、農家の手取りを増やすことや、安定してコメを供給するためコメの集荷量を増やすことです。ただ、こんな声も…。
【佐賀市の農家】
「よその業者さんとかはもっと。3万円とか3万5千円でも買うとていっているところもいっぱいあるんですよ。いっぱいというか、業者さんはそんな感じなんですよ。だからJAで例えば2万言われても、それほど驚く金額ではないし、それでもちょっと不満ですよね」
JAグループ佐賀は「末端価格や販売量の安定化につなげ、消費者に安心してコメを買ってもらいたい」としています。