「鳥取砂丘らっきょう」が5月26日に初出荷を迎えました。
作野俊介記者:
およそ9か月間に渡って育てられたラッキョウ、きょう初出荷です。
26日は、鳥取市福部町のラッキョウ集荷場に平井知事やJAの関係者などが集まり、初出荷を祝いました。
鳥取県・平井知事:
ラッキョウで活況を呈しましょう。ラッキョウを食べればラッキーヨ~。よろしくお願いいたします。
JAによると、2025年の「鳥取砂丘らっきょう」は、2024年の夏の植え付け時の猛暑と9月の干ばつの影響に加え、年明けから2月にかけて雪の量も多く生育が遅れ、初出荷が2024年よりも1週間遅くなったということです。
収穫量については、異常気象により極端に少なかった2024年に比べて持ち直したものの、サイズは小ぶりなものが中心となっているということです。
福部らっきょう生産組合長会・香川恵会長:
ここ1、2年収量が減収していて、なんとか収量をあげるためと農家の経営を維持するために1週間出荷を遅らせて、より良い品をたくさん出荷していきたい。例年以上においしいラッキョウに仕上がったと思うので期待してください。
「鳥取砂丘らっきょう」は6月下旬まで関東から関西、中四国の主な市場に出荷され、2024年を上回る1400トン、8億8000万円の販売を見込んでいます。