梅雨を前に、中国地方整備局は世羅町の芦田川沿いで堤防や護岸の状態を点検しました。

点検したのは中国地方整備局の職員や関係する工事の業者など10人で、26日は芦田川の上流にある堤防や護岸の状態を確認しました。

【毛利祥子記者】
「こちらはイノシシが掘ったとみられる穴なんですけれども、深さは30センチくらいでしょうか。ここに水がたまると堤防が弱くなる原因となるそうです」


点検はおよそ2時間行われ、堤防の勾配の変化や、護岸のひび割れなどを詳しく見て回りました。

【中国地方整備局八田原ダム管理所・清水信夫所長】
「動物による堤防の掘り返しが何カ所かありましたので、こちらは帰って整理して早急に対応したい」

対応が必要と判断した箇所は来月中旬までに補修されるということです。

テレビ新広島
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