福井テレビが制作した報道ドキュメンタリー番組が2025年の「放送人グランプリ」の優秀賞に選ばれ、贈賞式が24日、東京で行われました。
「放送人グランプリ」は、番組制作に携わる人らでつくる「放送人の会」の会員が推薦した番組を審査するものです。
2025年のグランプリ優秀賞には、福井テレビ制作のドキュメンタリー番組「罪の壁 危険運転致死傷罪の23年」が選ばれました。
東京で行われた贈呈式では、番組を代表して横山康浩プロデューサーと武澤貴之ディレクターが賞状と記念品を受け取りました。
番組は、福井市内で起きた交通死亡事故を中心に、危険運転をめぐる法律の矛盾などを追及しています。
渡辺紘史・贈賞委員長は「相当な熱量を持った取材で遺族や法曹界の声を拾い、大変深い内容だった」と、講評を述べました。
