トップアスリートの育成を通じてスポーツ文化の拡大を図る佐賀県の「SSP(エスエスピー)構想」に関するセミナーが鳥栖市で開かれました。

SAGAスポーツピラミッド「SSP構想」とは、佐賀ゆかりのトップアスリートを育成し、スポーツ文化の裾野を拡大、そして、さらなる人材育成につなげるというプロジェクトです。
25日に鳥栖市で開かれた、セミナーには、県内の企業や団体の関係者およそ60人が参加しました。イベントでは、一般社団法人日本スポーツマンシップ協会の中村聡宏(なかむら・あきひろ)代表理事が、スポーツの価値を見つめ直すというテーマで講演しました。

【日本スポーツマンシップ協会・中村聡宏代表理事】「さまざまな方が一緒に力を合わせてつくりあげているのが実はスポーツの世界です。ですので、この「共育」や「共創」という発想で、まさにこの現代社会に必要な力というのをスポーツを使って活用、育てていけるといいんじゃないかなということになります」

県は今年3月にアスリートや指導者の育成に関する条例を施行していて、練習環境の充実などを推進していきたいとしています。

サガテレビ
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