6月から本格的な採用選考が始まる、2026年卒の就職活動。
全国の就活生たちが思い描くワークライフバランスは、就職したての20代では「ライフ」より「ワーク」を重視と考える人が6割近くに上るといいます。
この意識調査を行ったのは、人材サービス業界大手のマイナビで、全国の大学生など約2000人に「就職後の働き方」についてアンケートしました。
結果を細かく見てみると、「20代」と比べて「30代から50代」は「ワーク」より「ライフ」の比率が高い結果に。
若いうちは「ワーク重視」と考える人が多いようです。
また、日本の働き方を象徴する残業について、「20代のうちに許容できる残業時間の上限」を尋ねると、「ワーク重視」と考える人でも4割の人が「週1時間から5時間」と回答。
長時間労働でもよいという価値観ではないことが読み取れます。
一方で、ライフに関わる育児休業については、男女どちらも70%以上が「利用したい」と回答しました。
男性の育児休業の取得が推進される中、ワークだけでなく「将来のライフ」の部分もしっかりと見据える、そんな絶妙なバランス感が特徴なのかもしれません。