カタールで開かれている卓球の世界選手権は、日本時間の24日、混合ダブルスの決勝が行われ、大野市出身の大藤沙月選手のペアが銀メダルを獲得しました。
 
大藤選手にとって初めての世界選手権。準々決勝で世界ランク1位の中国のペアを下し波に乗る大藤・吉村ペアは、日本勢として2017年以来の金メダル獲得を目指し決勝に臨みました。
 
決勝の相手は、パリ五輪・金メダルの中国ペア。第1ゲームを11対7、第2ゲームを11対8で連取されて迎えた第3ゲーム、大藤の強気な攻撃が光り11対7でこのゲームを取ります。
 
しかし第4ゲームは、リードをしながらも終盤に逆転を許してしまいます。日本勢8年ぶりの金メダル獲得とはなりませんでしたが、大藤選手は初めての世界選手権で見事、銀メダルを獲得しました。
 
大藤選手は「実績のある選手と組ませてもらえて大舞台で戦えたことが宝物。ここまで来たら金メダルを取りたかったけど相手が強かった。これから誰と組むかは分からないけどそこに生かせるように頑張りたい」と前を見据えていました。

福井テレビ
福井テレビ

福井の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。