勝山市の平泉寺白山神社では33年に一度、御神像が公開される御開帳が行われています。これに合わせて24日、市民らがかつてこの一帯を守っていた僧兵に扮して参道を練り歩きました。
 23日から平泉寺白山神社の御神像「河上御前」が33年ぶりに公開されています。24日は参拝客が見守る中、僧兵の衣装をまとった人たちが修験者に導かれながら「河上御前」の像が祭られている本社まで勇ましく練り歩きました。僧兵役を務めたのは市内外から参加を希望した約50人の男女。平泉寺は中世には8000人もの僧兵を抱える一大宗教都市だったとされています。
 この後、山伏らが護摩行を行い、願い事が書かれた護摩木を燃やし、立ち上る炎に無病息災を願いました。

福井テレビ
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