年金制度改革法案の修正協議を行っている自民党と立憲民主党の実務者が、そろって25日朝のフジテレビ「日曜報道 THE PRIME」に出演しました。
自民の田村氏と立憲の長妻氏は、法案を修正の上、今週中に衆議院を通過させたい考えを示しました。
自民・社会保障制度調査会長 田村元厚労相:
我々はとにかく今週中にまとめあげたいという思いです。
立憲・代表代行 長妻元厚労相:
タイムリミットは今週というのは共通認識だと思ってます。
年金改革法案の修正を巡り、田村氏と長妻氏は「決定的な相違点や対立点はない」との共通の認識を示しました。
そして、厚生年金を使った基礎年金の底上げ策を修正案に盛り込む方向で調整を進める考えを強調しました。
一方、立憲の小川幹事長は島根・出雲市で記者団に、「個別政策で協議することと政権を信任することは別問題だ」との考えを示しました。
立憲民主党・小川幹事長:
基本的に現政権を信任してはいませんので、それを前提に、これから終盤国会の運びを考えていく。
小川氏は、「国会の会期末に向けしっかり対峙(たいじ)し、対決していく」と述べました。