アジア大会のボランティアに応募していない男性が登録されていた問題で、名古屋市の上園晋介市議が「男性の名前を自分で加えた」という趣旨の説明をしていることが、関係者への取材で分かりました。
名古屋市内に住む男性によりますと、5月13日、アジア大会の運営事務局から「ボランティアの応募が完了した」という身に覚えのない内容のメールが届き、上園市議が24日、男性に謝罪しました。
上園晋介市議:
「(Q.自身がやっていたのか?)私自身もやっていて、事務所も一緒にやっていてということ」
その後の複数の関係者への取材で、一部の会派の市議らに、1人あたり30人のボランティアを集めるノルマが課せられていて、上園市議は男性の名刺から「自分で加えた」という趣旨の説明をしているということです。
また、事務局に提出された男性の生年月日は実際とは異なり、現在住んでいない住所が記載されていたということです。