10月にアメリカで開かれる世界最大級のビジネスコンテストの九州予選が23日、熊本市であり、熊本の企業が優勝し決勝戦への切符を手にしました。
創業間もない新興企業がビジネスプランを競う世界最大級のビジネスコンテスト『スタートアップワールドカップ』。アメリカのシリコンバレーに本社を置くベンチャーキャピタルの『ペガサス・テック・ベンチャーズ』が開いていて、その九州予選が去年に続き今年も23日、熊本市で開かれました。
予選には100社を超える応募の中から書類審査を通過した10社が出場。それぞれ3分30秒の持ち時間を使ってプレゼンテーションを行いました。
熊本からも2社が出場し、このうち食事の味を変えずに塩分の吸収を抑制する技術を開発した『トイメディカル』が優勝に輝きました。
【トイメディカル 竹下 英徳 社長】
「〈食〉は人間の原点だと思う。〈食〉を楽しんでほしいという思いで今の事業を続けている。「世界にこの事業が広がっていくといいなと思っている」
『トイメディカル』は、10月にアメリカのサンフランシスコで開かれる決勝戦に出場し、100以上の国や地域から勝ち上がった企業と世界一を競います。
決勝戦で優勝した企業には賞金およそ1億5000万円が贈られます。