兵庫・神戸市で起きた連続児童殺傷事件で、土師淳君(当時11)が殺害されてから28年です。
父親が手記を公表し、今の胸の内を明かしました。
公表された手記には「次男への思いは、28年という年月が経過しても変わることはありません」とつづられていました。
28年前の5月24日、小学6年だった土師淳君が神戸市須磨区で当時14歳の男子中学生に殺害されました。
加害男性からは毎年謝罪の手紙が送られていましたが、10年前に告白本を遺族に無断で出版した数年後から届かなくなりました。
淳君の父・守さんは24日に手記を公表し、「自分が犯した事件に真摯に向き合った上で、私たちの思いに答えるような対応をしてほしいと思います」とつづりました。