北海道小樽市で5月21日、走行中の乗用車から突然タイヤが外れ、路上を約17m転がりましたが、巻き込まれたりした人はいませんでした。
21日午後10時40分ごろ、小樽市星野町の国道5号線で、市中心部方向へ走っていた乗用車から突然左前輪が外れました。
タイヤは路上を約17メートル転がり停止。巻き込まれた人や車両はなく、運転手の男性にもけがはありませんでした。
当時男性は帰宅途中で、調べに「ゴトゴトという音がしたので止まろうとしたらタイヤが外れた」と話しています。
また、外れたのは冬用のタイヤで「1月か2月に自分で交換をした。その後増し締めもしていた」などと話しているということです。
警察が乗用車を確認したところ、車両とタイヤをつなぐ「ナット」4つすべてが外れていて、ボルトも1本折れていたということです。
警察はナットのゆるみが原因とみていて、ドライバーへ運転を始める前に車の状態をよく確認するよう呼び掛けています。