2024年4月にデビューしたJR西日本の「特急やくも」の新型車両273系が、2024年に営業運転を始めた最も優れた車両に贈られる「ブルーリボン賞」に選ばれました。
JR西日本の「特急やくも」の新型車両273系が受賞した「ブルーリボン賞」は、全国の鉄道愛好家などでつくる「鉄道友の会」が1958年に制定、毎年、利便性や快適性、新技術の有効活用などを基準に、その年の最も優れた新型車両を選定しています。
全国で2024年にデビューした11の候補車両の中で、273系は安全性と信頼性が確保された先進的な性能や山陰の風土を踏まえた独特のデザインが高く評価されました。
「特急やくも」273系は2024年4月に運行を開始、11編成44両が製造されました。
2024年10月には、最新鋭の性能に加え、沿線自治体を巻き込んだブランディングで地域活性化に貢献した点が評価され、国土交通省の「日本鉄道大賞」を受賞しています。
JR西日本は「今回の受賞を励みに安全・快適なサービスを提供し、地域の皆様に愛され、ともに歩み続けるJR西日本グループを目指してまいります」とコメントしています。