山陰各地で田植えが本格化しています。
鳥取市では、ふるさとにUターンして米作りを始めた元プロ野球選手、川口和久さんの4年目のシーズンが開幕しました。

Qグラウンド整備みたいですね?
川口和久さん:
「野球場も土がいっぱいだからね。なんか・・・思い出すわ」

鳥取市吉岡温泉町。
グラウンド、ではなく、水田を整備するのは、鳥取市出身の元プロ野球選手・川口和久さんです。
ふるさとにUターンして始めた鳥取県のブランド米「星空舞」作りの4年目のシーズンが開幕しました。

Qハンドルさばきは年々上手くなっている?
妻・淳子さん:
「どうなの?やっぱり曲がっているよね、ちょっとね」
友人:「癖です癖。やっぱり左利きなんでしょうね。サウスポー」

今シーズン初登板の田植えはあいにくの雨。
悪戦苦闘しながら苗を植えていきました。

川口和久さん:
「やっていくごとに泥遊びが楽しくなって…野球でいえば、大雨が降っているときにヘッドスライディングしたような」

1年目、2反の田んぼから始めた米作り。
今年は新たな挑戦をします。

川口和久さん:
「川口くんの米が食べたいと、すごくオファーがあって、僕の友人の胃袋を満たせるようにいっぱい作りたいと思っています」

前年までは6反の田んぼでしたが、一気に10反に拡大!
新たに雑草だらけの休耕田を借りたこともあり、待ち受けるのは繊細な土や水分の管理です。
それでも、そんな難敵にも、ど真ん中!真っ向勝負です。

川口和久さん:
「今年は農業にどっぷりつかる年になると思います。沢村賞が取れるくらい、経験を積みたいと思いますので、あと3年先くらいですね。7年目ぐらいまでに、いい米を作ろうと思います」

目指すは米作り界の沢村賞!
川口さん、2025年は前年の倍の4トンの収穫を目指すということです。

TSKさんいん中央テレビ
TSKさんいん中央テレビ

鳥取・島根の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。