石丸清隆監督の契約を解除した愛媛ＦＣ。愛媛ＦＣ暫定監督に就任した青野ヘッドコーチがＪ２残留へ向け、決意を示しました。
愛媛ＦＣ・村上社長：
「（Ｊ２）残留ということだけは、マストな事項として認識しております。」
リーグ戦最下位という成績不振を受け、２１日石丸清隆監督の契約解除を発表した愛媛ＦＣ。
後任は内部昇格で青野慎也ヘッドコーチが、暫定監督に就きました。青野暫定監督は、新居浜市出身の４５歳。
２００２年～３シーズンＪＦＬ時代に愛媛でプレーし、引退後は、トップチームのコーチを歴任するなど長くチームを支えてきました。選手には勝ち切ることを植え付けＪ２残留を果たしたいと決意を語りました。
青野慎也暫定監督：
「今まで育ててくれた愛媛ＦＣを助けたいという思いはすごく大きかった。常に守っているわけではなくて、得点・攻撃に出たほうが守備の回数は減るだろうし、そういう両面をより鍛えていって、目標としているＪ２残留に向かって進んでいけたら。」
会見には愛媛ＦＣの村上忠社長や、チーム編成などを行う青野大介フットボールダイレクターも出席。前節の四国ダービーの敗戦を受けて、石丸監督の契約解除を決断したと明かし、６月いっぱいは青野暫定監督に指揮を任せ、成績次第でこれからの監督人事を決めたいと発表しました。
今シーズンここまでわずか１勝とＪ２・最下位に沈み、目標を「Ｊ１昇格」から「Ｊ２残留」に下方修正した愛媛ＦＣ。待ったなしの中、青野新体制での巻き返しに期待がかかります。
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