大名文化を伝える貴重なお宝です。旧松山藩主・久松家に伝わる資料が23日から県美術館で公開されます。
松山城の本丸の麓にあった、当時の藩主が暮らしていた場所「三の丸」を描いた地図です。建物の中にはかけじくやふすま絵も。これまで平面図でしかわからなかった当時の様子が鮮やかに描かれています。
歴代藩主が描かれた肖像画に徳川家康から送られた書状などの、貴重な資料約25点が並んでいます。
資料は久松家が管理していたもので、愛媛大学の調査を経て一部を初めて公開。当時の大名文化がよくわかる貴重な資料の数々です。
愛媛大学法文学部・胡光教授:
「これまで明らかになっていない新たな歴史が、様々な資料から見えてくる。」
資料は23日から6月1日まで県美術館で展示。その後、展示されていないものも含む約1万6000点は県に寄贈され、調査研究を進めながら改めて美術館などでの公開を検討しているということです。
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