5月22日に「プール開き」を迎えたのは、福島県いわき市のJRA競走馬リハビリテーションセンター。JRAの国内施設で唯一屋外プールを備え、現在は17頭の競走馬がリハビリを行っている。

これまで数多くの名馬も利用していて、肢に負担をかけず心肺機能を強化する効果があるという。22日は2023年のG1皐月賞で3着だったファントムシーフなど3頭が泳いでいた。

競走馬リハビリテーションセンターの東樹宏太所長は「先週から今週にかけての暑さで水温がぐっと上がり、きょうは20℃ということで馬にはすごく良いコンディションだったと思う。去年このプールで泳いだ馬が2頭、中央競馬で勝って良い成績収めたので、今年いる馬もリハビリを頑張って競争復帰してもらえたら」と話す。

競走馬のリハビリは10月下旬まで行われる予定で、誰でも無料で見学できる。

福島テレビ
福島テレビ

福島の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。