新緑と花々に彩られた秋田県大仙市の歴史ある庭園が一般に公開されていて、ガイドの説明を聞きながら初夏の散策を楽しむことができます。
大仙市の「旧池田氏庭園」はいま、木々の若葉の緑が鮮やかで、リュウキュウツツジの白い花が彩りを添えています。
庭園はこの地域の地主・池田家の邸宅跡です。4万2000平方メートルの敷地には明治から大正時代に建てられた洋館や蔵などが残されていて、ガイドによる案内で歴史などをより深く知ることができます。
ガイドは「ここの庭のポイントが、正面の大きな石造りの灯籠。雪見灯籠と言います。かさが丸くて大きい」と庭園の魅力を伝えます。
また、普段は見ることができない洋館の2階部分を見学することができます。
大仙市文化財課の森川加代子さんは「庭園内の見どころや池田家の歴史、庭の造りなどもガイドは詳しいので、ぜひ見に来てほしい」とPRしています。
旧池田氏庭園の一般公開は11月16日までです。