5月26日は日本海中部地震を教訓に秋田県が定めた「県民防災の日」です。この日を前に、由利本荘市の保育園の園児が、防災に関する知識や地震と津波を想定した避難の仕方を学びました。決まり事をしっかり守って防災の意識を高めます。
由利本荘市の石脇西保育園では21日、園児32人が地震や津波の対策を学びました。
まずは警察官が防災に関わるクイズを出題。「地震が起きたら急いで外に出る。マルかバツか」と問われた園児たちは、元気いっぱいに「バツ」と答え、見事正解。
外に出ないと分かったら、次は園内でどのように対応するかです。地震が起こって避難する際の約束があります。おさない・はしらない・しゃべらない・もどらない・ちかづかないの頭文字「おはしもち」です。園児たちは約束を守りながら実践し、机の下に避難しました。
園児たちは「クイズが楽しかった」「怖かった」などと話していました。
最後は津波からの避難訓練。雨がっぱを着用しますが、周囲が見えづらい様子の園児たち。そんな状態でスムーズに動けるのか、園の外まで歩いて確認していました。
有事の際、今回学んだことを生かして、素早い避難につなげましょう。