高校文化部の全国大会「全国高校総合文化祭」が2026年、秋田県内で開催されます。準備に向けた実行委員会の会合が21日、秋田市で開かれ、高校生たちの合唱で大会のイメージソングが披露されました。
全国高等学校総合文化祭は高校文化部の全国大会で、舞台や美術作品を通じて活動の成果を披露します。2026年は50回の節目を迎え、開催地は秋田です。
21日に開かれた実行委員会の2回目の会合で、大会イメージソングが披露されました。曲名は「君を待つ世界」。歌声を披露したのは、県内6つの高校の合唱部で構成される「あきた総文2026合同合唱団」のメンバーです。
作曲は横手市の横手高校3年の伊藤千莉さんが担当。公募で最優秀賞に選ばれ、表彰状が手渡されました。
イメージソングについて伊藤さんは「秋田の美しい稲穂が映えている景色や、しんしんと降り積もる雪の景色を思い浮かべてもらいたい」と話しました。
2026年の大会を多くの県民にPRしようと、2025年は秋田でプレ大会が開催されます。期間は8月から2026年2月までで、ほとんどの部門の大会が本番と同じ会場で実施されるため、リハーサルにもなりそうです。
開催まであと431日。実行委員を務める生徒たちは、大会の成功に向けて引き続き準備を進めていきます。