愛媛県砥部町のとべ動物園でハリネズミの赤ちゃんが4月下旬に誕生し、5月16日時点でスクスク成長しています。
横たわった母親のおっぱいに吸いつく2匹の赤ちゃん。とべ動物園では去年から飼育されているヨツユビハリネズミのハク(メス)とシン(オス)と間で、4月27日に6匹の赤ちゃんが誕生。このうち2匹が5月16日時点でスクスクと成長しています。この親子の様子は動物センター内の監視モニターで見ることができるということです。
飼育の担当者は「母親のハクは少し神経質。子育てを静かに見守っていたなか2匹はスクスク成長してくれた。なかなか見られない子育ての様子を見ていただけたらうれしい」としています。
とべ動物園では赤ちゃんが約3年半前にも生まれ順調に育っていたものの、一度全ていなくなっていました。
ヨツユビハリネズミは中央アフリカに広く分布。日中は草原に掘った穴で過ごし、夜間は昆虫などを探し歩き回っていて、ネズミよりもモグラに近い動物ということです。名前は後ろ足の指が4本しかないことが由来になっています。
とべ動物園は、そう遠くないうちに飼育スペースで直接姿を見られるようになるとしています。
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