初夏の陽気に包まれて。日本の棚田百選にも選ばれている愛媛県内子町の棚田で19日、地元の小学生たちが田植えを体験しました。今年は埼玉県からの移住者が指導する農家のサポートにあたりました。
今年も棚田に響く子どもたちの元気な声。日本の棚田百選に選ばれている内子町「泉谷の棚田」で、田植えを体験したのは地元の天神小学校の子どもたち。26年目を迎えたこの体験学習には毎年4年生が参加しています。
今年は29人が水田に入り、張られた綱についた印を目安に一つ一つ苗を丁寧に
植えていきました。
女子児童:
「ちょっと斜めになったけど、上手く植えられました」
手植えのやり方を教えたのは地元の農家の上岡満栄さん。80歳になった去年いっぱいで小学校の体験学習をやめるつもりだったものの、埼玉県から移住してきた水谷さん親子のサポートで続けることになりました。
上岡満栄さん:
「安心ができらいな。自分一人じゃなしに手伝ってもらう人があると」
人と人、人と自然がつながる棚田の田植えです。秋には稲刈り、年末にはもちつきが予定されています。
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