トルコで結婚式直前の花婿がイスに縛られ、“手荒すぎる祝福”を受ける瞬間がカメラに捉えられた。これはトルコの伝統行事のいたずらだ。花婿は頭から卵や小麦粉、ケチャップなどあらゆる食べ物をかけられ続けていたが、途中で激怒する様子もみられた。地元メディアは伝統行事の過激化を問題視している。
イスに縛られ…過激ないたずら受ける花婿
トルコでイスに縛られていたのは、結婚式直前の花婿。花嫁を迎えに行く途中、友人たちに捕まり手荒い祝福を受けた。

まるで料理の下ごしらえのように、頭にタマゴをパカッと割る。さらにジュースのような黄色い液体をドバドバとかけ、お次はマヨネーズをチュルチュルと頭めがけて噴射した。

また、小麦粉をまんべんなく振りかけ、牛乳と水を追加して、よくかき混ぜた。ここで花婿は“もうカンベンしてくれ”と立ち上がっていた。
伝統行事が度を超えたいたずらに…
実はこれはトルコの一部地域で行われている伝統行事だった。独身最後の日を忘れないようにするためのいたずらだが、様子が変わってきている。

花婿は“もうやめてくれ!”とばかりに怒りをあらわにした。友人たちは一斉になだめたが、その手には真っ赤な液体「ケチャップ」があった。
さらに、パン粉のようなものをバサッとかけた。花婿は怒りを通り越し、あきらめの表情で結婚式に向かったという。

地元メディアは、伝統行事としてのいたずらが近年エスカレートし、もはや拷問のようになっていると伝えている。
(「イット!」 5月19日放送より)
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