親子の間にいったい何があったのでしょうか。父親の顔を殴るなどしてけがをさせたとして50代の息子が逮捕されました。父親はその後死亡し、警察は容疑を傷害致死に切り替え捜査を進めています。
逮捕されたのは、秋田市泉中央の無職の男(57)で、17日に自宅で87歳の父親の顔を素手で殴るなどの暴行を加え、けがをさせた疑いが持たれています。
警察の調べに対し、容疑者の男は容疑を認めています。
男は犯行後17時間以上たった18日午後1時過ぎに父親の意識がないことに気が付き、消防に通報。父親はその後死亡しました。
警察が19日に司法解剖を行った結果、父親の死因は頭に強い力が加わり損傷する外傷性頭蓋内損傷であることが分かりました。
警察は容疑を傷害致死に切り替え、犯行に至った経緯などを調べることにしています。