天皇・皇后両陛下の長女、愛子さまが、初めて能登半島地震の被災地を訪問されています。

訪問を心待ちにしていたという大勢の人たち。
被災者を勇気づけた愛子さまの言葉とは。

石川県を訪問されている天皇・皇后両陛下の長女、愛子さま。

2日目の19日は能登半島地震の被災地志賀町を訪問されました。
お召し物は18日のベージュのジャケットとパンツから、チェックのジャケットに黒のパンツへ。

その愛子さまをひと目見ようと、町役場周辺には朝から多くの人が集まりました。

愛子さまは窓を開け笑顔で手を振られました。

続いて向かわれたのは道の駅・とぎ海街道です。

2024年1月の能登半島地震で被災した商店の再建を支援する、この道の駅。
敷地内にはスーパーや仕出し店、たこ焼き店など仮設の商店街がオープンしています。

その店主一人一人の話に愛子さまは丁寧に耳を傾けられました。

トギストア経営者・冨澤美紀子さん:
被災した時のつらいようなことは、あまり話題にはなさらないような感じでした。印象としては、本当にやはり我が国のプリンセスですね。とても品があって、お言葉も優しいお言葉で。

たこ焼き店の店主は愛子さまとの間で笑いが起きていた際のやり取りをこう明かしました。

たこ焼き レストランまつ本・松本光一さん:
愛子さまに「たこ焼き作られますか?」とお聞きしたら、友達とたこ焼きパーティーをされたりとか、本当に楽しい思い出もありますよと言われていたので。楽しい時間でした!

もともとは2024年9月に予定されていたものの、直前の豪雨被害により延期されていた愛子さまのご訪問。
心待ちにしていた人は大きな力をもらっていました。

愛子さまと話された仮設住宅の住人は「待ちに待っていたので。前回いらっしゃるというのを来られなかった、それを皆さん残念に思っていたので、その旨をお話しさせていただきました。“ありがとう”ということを言われたので、本当に感激しました」と話しました。

その後、向かわれたのは志賀町のボランティアセンター。
愛子さまは午後5時ごろ、金沢駅で馳知事などとあいさつし石川県をあとにされました。

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