イスラエル軍が大規模な地上侵攻を開始しました。
イスラエル軍は18日、パレスチナ自治区ガザの北部と南部の全域で大規模な地上侵攻を始めたと発表しました。
イスラエルはイスラム組織ハマスを壊滅するため、ガザ全域を制圧する方針で、これまでの1週間でハマスの拠点670カ所以上を空爆するなど攻撃を強化しています。
ガザ保健省は18日だけで少なくとも140人が死亡したと発表し、犠牲者が増え続けています。
一方、イスラエル政府は18日に開いた閣議で、パレスチナ自治区への人道支援物資の搬入を2カ月以上ぶりに認めました。
物資搬入の再開を繰り返し求めていたアメリカのトランプ政権の圧力に屈した可能性があります。
ガザ地区では2カ月以上物資が搬入されておらず、食料が不足するなど人道状況の悪化が懸念されています。