小さな子どもたちに地元の栽培漁業を知ってもらおうと、益田市で16日、保育園児がヒラメの稚魚の放流を体験しました。

「大きくなったら帰ってきてね」

ヒラメの稚魚の放流体験が行われたのは益田市の土田海岸で、近くの鎌手保育所など益田市内の7つの保育施設の園児85人が参加しました。

放流されたヒラメは、約半年かけて飼育され体長5センチほどに育った稚魚約3000匹です。
この放流体験は、小さな子どもたちに地元の栽培漁業を知ってもらおうと、漁協や自治体などで作る島根県水産振興協会が20年以上前から行ってきたもので、2025年度は、ここ益田をはじめ松江や大田など6か所であわせて30万匹の稚魚を放流したということです。

園児
「楽しかった」
「大きくなったら帰ってきてね」

放流された稚魚は、1年ほど経つと漁で獲ることができる体長30センチ程までに成長するということです。

TSKさんいん中央テレビ
TSKさんいん中央テレビ

鳥取・島根の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。