5月17日午後、松江市のJR山陰線の踏切近くで列車が人と接触する事故がありました。接触した人はその場で死亡が確認されています。
事故があったのは松江市東出雲町揖屋のJR山陰線の平賀踏切近くで、17日午後5時半頃、米子発出雲市行きの下り普通列車の運転士から「走行中、通常と異なる音を確認し停車した」と指令所へ報告がありました。
後続の特急列車が現場を確認したところ線路付近で倒れている人が見つかり警察へ通報。警察と消防が駆けつけ倒れていた人はその場で死亡が確認されました。
警察によりますと死亡が確認された人は身長約160センチで中肉、黒色長袖シャツと灰色の長ズボンを履いていましたが損傷が激しく身元は分かっていないということです。
普通列車の乗客、乗員、あわせて60人にけがはありませんでした。
この事故の影響で、山陰線は出雲市と米子の間で一時運転を見合わせ約2時間後に運転を再開しましたが、普通列車2本が運休するなど約600人に影響が出ています。