ギャンブルなどの依存症について考えるセミナーが5月18日、福島県郡山市で開かれた。
「全国ギャンブル依存症家族の会福島」が主催したセミナーには、依存症に詳しい専門家や当事者などが登壇した。「毎日ギャンブルしたい。大勝ちしたことないんですけども、少額を常に毎日毎日やっていました」と話す依存症の当事者。
セミナーでは、福島県内でも相談が増えているオンラインカジノへの依存についても取り上げられ、全国的に若い世代も含め依存症に陥る危険性などが紹介された。
セミナーに参加した精神科医の成瀬暢也さんは「依存症からの回復は、人との関わりで生まれる」として、家族や周囲の人に理解と支援を求めた。
5月14日から20日まではギャンブルなどの依存症の啓発週間で、全国でも講演会が予定されている。