フランスで行われているカンヌ国際映画祭の会場付近で倒れたヤシの木にぶつかり、日本人の映画関係者の男性が重傷を負いました。
カンヌ国際映画祭に出品されている日本映画「見はらし世代」の関係者などによりますと、17日、映画祭が行われている会場近くの大通りで強風の影響によりヤシの木が倒れ、この映画に出演している俳優の代理人の日本人男性に当たりました。
男性は脊椎や鼻を損傷するなど重傷を負い入院していますが、命に別条はないということです。
カンヌ国際映画祭には期間中、映画関係者やファンなどのべ23万人が訪れます。
現場は海岸沿いの目抜き通りで、地元メディアによりますと、警察は一時歩道を封鎖して対応に当たったということです。