アメリカのバイデン前大統領が前立腺がんと診断され、骨に転移していることが明らかになりました。

バイデン氏の個人事務所は18日、声明で、バイデン氏が先週、排尿に関する症状を訴えて検査を受けたところ、16日に前立腺がんと診断されたと発表しました。

がんの悪性度は高く、すでに骨に転移しているとしています。

ただ「悪性度は高いものの効果的な管理が可能」として、バイデン氏と家族は治療法を検討しているとしています。

バイデン氏は現在82歳で、2024年の大統領選挙では再選を目指しましたが、健康不安などが高まり撤退に追い込まれていました。

5月8日にはABCテレビの番組に出演し、自身が大統領選挙に出馬していたらトランプ大統領に勝利していたとの認識を改めて示すなど、健在をアピールしていました。

一方、トランプ大統領はSNSでバイデン氏の診断結果について「深く悲しんでいる」とした上で、「早期かつ完全な回復を祈っている」と投稿しています。

フジテレビ
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国際取材部
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