愛知・犬山市の入鹿池に航空自衛隊の練習機が墜落した事故で、エンジンと推測されるものが発見されたことが分かりました。

事故発生以降、最大規模の捜索が行われている現場から東海テレビ・伊藤光輝記者が中継でお伝えします。

犬山市の入鹿池です。練習機が墜落したと思われる現場から南に200メートルほど離れた場所にいますが、こちらでは池全域にヘリやボートなどで捜索が行われています。

池の周辺では夜通し捜索が行われていましたが、午前9時ごろからは自衛隊のダイバーをはじめ消防、警察など500人態勢の本格的な捜索が15日よりも範囲を広げ行われています。

中谷防衛相は会見で、15日の捜索で墜落したT-4練習機のエンジンと推測されるものや、タイヤなどを発見したと明らかにしましたが、依然、井岡拓路1等空尉(31)と網谷奨太2等空尉(29)の安否はわかっていません。

一方、現場近くの防犯カメラに練習機が墜落する激しい音が記録されていました。

17日の現場周辺の天気は雨と予想されていて、自衛隊などは午後からはさらに捜索に当たる隊員を100人増やし、2人の発見を急いでいます。

東海テレビ
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