2025年3月に熊本市西区の堤防で、男性4人を鉄パイプや金属バットのようなものなどで殴り、けがをさせた疑いで男4人が逮捕された。被害男性のうち1人は、手や鼻の骨を折る全治約3カ月の大けがを負っている。
鉄パイプや金属バットで殴ったか
傷害などの疑いで逮捕されたのは、熊本市南区田迎に住む無職・大山一成容疑者(30)と熊本市東区神園に住む無職・中野龍斗容疑者(24)ら4人。

警察によると、4人は仲間と共謀し、3月17日の午前3時から3時半ごろまでの間に、熊本市西区沖新町の堤防で17歳から20歳の男性4人に対し、鉄パイプや金属バットのようなものなどで殴り、骨折など全治最大約3カ月のけがを負わせた疑いが持たれている。

警察は「捜査に支障がある」として4人の認否を明らかにしていない。
当日は『話し合い』で30~40人集まる
大山容疑者と中野容疑者は、この事件の1週間前に男性たちに対して、顔に膝蹴りをしてけがを負わせたり、現金10万円を脅し取ったりした疑いで、4月に逮捕されていて、当日は話し合いをするために堤防に集まったとみられている。

夜は人気のない堤防に事件当時は30人から40人ほどがいたとみられ、目出し帽などで顔を隠していた人もいたという。

警察は、他にも共犯者がいる可能性もあるとみて調べを進めている。
(テレビ熊本)