ウクライナとの直接交渉にロシアのプーチン大統領不在のまま、始まる見通しです。
ロシアメディアによりますと、ウクライナとの直接協議に参加するロシア代表団は、すでにトルコのイスタンブールに到着したということです。
ウクライナメディアは、ウクライナ当局者の話として、開始時間についてはまだ合意できていないとしています。
ロシア大統領府の発表によりますと、代表団を率いるのは、3年前にウクライナとの交渉でトップを務めたメジンスキー大統領補佐官で、前駐日大使のガルージン外務次官や軍の情報機関トップらがメンバーに入っています。
一方、ウクライナのゼレンスキー大統領は15日、トルコの首都アンカラでエルドアン大統領と会談する予定で、イスタンブールで行われるこの直接交渉に出席するかどうか明らかになっていません。
また、中東歴訪中のアメリカのトランプ大統領について、ロイター通信などはホワイトハウス関係者の話として、トルコでの直接交渉には出席しないと伝えています。
ゼレンスキー氏が求めていたプーチン氏との首脳会談は実現しないとみられ、停戦交渉の先行きは不透明です。