ロシア大統領府は、トルコで行われるウクライナとの直接交渉に臨む代表団のメンバーを発表しました。
プーチン大統領は含まれていません。
ロシアのウクライナ侵攻をめぐり15日、トルコのイスタンブールで直接の停戦交渉が行われる見通しですが、ロシア大統領府は14日、代表団のメンバーを発表しました。
注目されていたプーチン大統領の名前はなく、3年前にウクライナとの交渉でトップを務めたメジンスキー大統領補佐官が団長として、前駐日大使のガルージン外務次官や、軍の情報機関トップらが参加するとしています。
一方、ウクライナのゼレンスキー大統領は15日、トルコの首都アンカラでエルドアン大統領と会談する予定で、ロイター通信によると、ゼレンスキー氏はトルコに向けて出発したということです。
また、中東歴訪中で協議への出席に言及していたアメリカのトランプ大統領について、ロイター通信などはホワイトハウス関係者の話として、「トランプ氏は協議参加のためにトルコにいかない」と伝えました。
ゼレンスキー氏が求めていたプーチン氏との首脳会談は実現が難しい情勢です。