何かのキャラクターが描かれた服を着た2人の少年。
そのうちの1人が手にしているのは、本物の拳銃。しかも、実弾が入っています。
拳銃を巡る警察官と子供たちの緊迫したやり取りをカメラが捉えていました。
騒ぎは2025年2月、アメリカ・ニューメキシコ州で起きました。
現地メディアによると、実弾入りの拳銃を持っているのは9歳と7歳の少年。2人は兄弟です。
警察官らは、2人を取り囲むようにして「ねぇ君たち。拳銃を置いて俺と話さないかい?銃を下ろしてくれよ」と説得を始めます。
一方、少年2人は警察の動きを気にしつつ、拳銃を隠したり取り合ったりしていて、いつ実弾が発射されてもおかしくない状況です。
映像では、「それ(拳銃)おいてくれない?」「大丈夫だから俺らと話そう!」「拳銃置いて!」など5分以上続いた警察官らの説得。
しかし2人は、拳銃を手放そうとはしません。
すると、警察官らは殺傷能力のない弾丸を2人に向けて発砲したのです。
これに驚いた1人が拳銃の銃口を警察官に向けました。
すると、周囲の緊張はマックスとなり、怒号のような叫び声が響き渡ります。
この状況に驚いたのでしょうか、2人は物陰に移動します。
次の瞬間、警察官らが動きました。
警察官:
銃を捨てるんだ!
少年:
銃持ってないよ。
1人の警察官が2人の死角から近づくと、拳銃を取り上げ、事態を収拾することに成功しました。
なお、少年らが銃を手に入れた経緯は分かっていません。