岩手県が県北地域向けに開発したコメの新品種「白銀のひかり」の生産が本格的に始まりました。
5月14日は達増知事が久慈市を訪れ田植え作業をしました。

14日は久慈市内で「白銀のひかり」の田植えが行われ、達増知事自ら機械を操作して25アールの田んぼに苗を植えました。

コメの新品種「白銀のひかり」は、県農業研究センターが「銀河のしずく」に寒さに強い品種をかけ合わせて開発したものです。

これまで県北地域で栽培が推奨されていた「いわてっこ」に比べ、倒れにくく収穫量が確保できるということです。

田植えが終わると、達増知事と生産者の懇談の場が設けられ、生産者を代表して新井野勉さんが「岩手の稲作を照らす希望の光となれるようコメ作りに励みたい」と決意を述べました。

達増知事
「(生産者の皆さんも)収量もあって味もおいしいということを実感してくださっていますので、どんどん県も力を入れて宣伝して県内外に『白銀のひかり』を広めていきたい」

「白銀のひかり」は2025年度、久慈市など県北地域を中心に県内で110ヘクタールの作付けが予定されています。

岩手めんこいテレビ
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