JR指宿枕崎線の将来の在り方について検討する会議が鹿児島市で開かれ、2025年度は路線の価値を“見える化”する調査が行われることになりました。
この会議は、利用が落ち込むJR指宿枕崎線の指宿・枕崎間の将来の在り方について検討するため設置されたもので、今回が3回目の開催です。
会議にはJR九州や県のほか、沿線自治体の担当者らが出席し、2025年度もワークショップなどを行い、地域との関わりを継続することや、経済的価値の“見える化”など4項目に取り組むことを確認しました。
“見える化”については専門のコンサルタント業者に調査を委託する予定で、沿線住民の思いや評価を具体化することで地域にとっての路線の価値を示していく考えです。
県 交通政策課・鈴木圭祐課長
「定性的は『大事だよね』と思いはするが、それがどのくらいの意味を持つものなか。経済的、社会的な価値を持っているのか、なかなか分かりづらい。『見える化』で示すことで皆さんにも分かるようになる」