アメリカ・フロリダ州の海で4月、時速60km超で旋回を続ける無人のボートを発見。警察が急行し、ボートへ飛び移りエンジンを停止させた。操縦者が他船の波で投げ出されてしまい、ボートが無人のまま暴走してしまっていたという。
暴走無人ボートに警察官飛び乗りエンジン停止
アメリカ・フロリダ州の海で4月28日に撮影されたのは、猛スピードで突き進むボートだ。

しかも、よく見ると誰も乗っておらず、暴走していたのは無人のボートだった。
当時、時速60kmを超えるスピードでボートが旋回しているとの救難信号を受け、警察が現場にかけつけた。
どうやって止めるのかというと、警察のボートは暴走ボートに横付けし、1人の警察官が船のへりに立った。

そして警察官は激しく水しぶきが上がる中、勢いよくジャンプし、暴走ボートに乗り移るとエンジンを切ることに成功した。
警察側のボートの運転手は「よくやった!」と手を叩いて賞讃していた。
操縦者が転落…無人のボートが暴走
一方、なぜ誰も乗っていないボートが暴走していたのか。

警察によると、ボートの前を大型の船が横切った際に、操縦していた男性が船の外へ投げ出されたという。男性は当時ライフジャケットを着用しておらず軽傷を負ったが、命に別条はなかったという。
(「イット!」 5月12日放送より)
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