5月12日、長野県岡谷市の岡谷JCT周辺のリニューアル工事が再開し、車線規制も始まりました。2024年の工事期間中は追突事故などが多発。ネクスコ中日本は、新たに音声で渋滞を知らせるスピーカーなども設置し、注意を呼びかけています。

(記者リポート)
「2024年から行われている岡谷ジャンクション付近のリニューアル工事。その工事がきょうから再開しました」

冬から休止していた岡谷JCT周辺のリニューアル工事。12日に再開し、車線規制も始まりました。

長野道・岡谷JCTから岡谷ICまでの上下線、中央道・岡谷JCTから伊北ICまでの下り線は2車線のうち1車線を規制します。車線規制により、早速、渋滞も発生していました。

ネクスコ中日本が注意を呼びかけるのは渋滞による事故です。

2024年の工事期間中は事故が多発しました。渋滞に伴う事故は「113件」、このうち20件が人身事故で1人が死亡しました。

ネクスコ中日本はこれまでも看板を設置し、注意を呼びかけてきました。

今年は看板に加え新たに渋滞を感知すると「前方注意」などの音声が流れるスピーカーを3カ所に設置しました。

リニューアル工事は舗装の張替えやトンネルの壁の強化などで、2029年まで続く予定です。

2025年の工事期間は岡谷JCTから岡谷ICまでの上下線が8月の休止期間を除き11月28日まで。岡谷JCTから伊北ICまでの下り線が土日・祝日を除いて7月25日までです。

県警高速隊やネクスコ中日本は「渋滞時はハザードランプを点灯すること、車間距離を維持して安全び運転すること」などを呼びかけています。

長野放送
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