3年後の諏訪大社御柱祭へ向け、下社に建てる8本の御柱の御用材を選ぶ「仮見立て」が行われました。
5月12日、長野県下諏訪町の東俣国有林に集まったのは、諏訪大社の神職や氏子たちです。2028年の御柱祭へ向けた準備が早くも始まりました。下社の2つのお宮の境内に建てる8本の御柱の御用材を選ぶ「仮見立て」です。
8本のうち最も太い「秋宮一之御柱」は、高さ22メートル、幹周りは3メートル15センチ。
この大木が、御柱祭では「木落し」を経て、下社秋宮の境内に建てられます。
御用材が無事に決まると、集まった氏子たちは木遣りで祝っていました。
氏子:
「いい柱が選ばれて令和10年の御柱が楽しみ」
「3年後に向けて男をみせるときがきたなと」
御柱祭は2028年の4月から5月にかけて行われます。