プレスリリース配信元:Sansan株式会社
~半数が「受け取った名刺を活用できる状態で管理していない」7割が「社外の連絡先はメールボックスで探す」と回答~
働き方を変えるDXサービスを提供するSansan株式会社は、企業間の商談において交換された“紙”の名刺が適切に管理・活用されているのか実態を明らかにするため、名刺管理サービスを導入していない企業を対象に、商品・サービスの売り手(名刺を渡す営業部など)650名と、買い手(名刺を受け取る購買・調達部など)622名に、渡した“紙”名刺の活用実態を調査しました。
調査の結果、買い手の半数が「受け取った名刺を活用できる状態で管理していない」ことが明らかになりました。また、7割が「社外の連絡先はメールボックスで検索する」としており、商談後に送る顧客フォローのメールが接点を維持するうえで重要であることがわかりました。一方で売り手のうち名刺交換や商談後に、必ずフォローメールを送る人は 1割未満で、頻繁に送っている人は4人に1人程度に留まりせっかくの出会いを活かしきれていない実態が浮き彫りになりました。
■調査結果サマリ
・買い手(名刺を受け取る購買・調達部など)の半数が、受け取った名刺を活用できる状態で管理していない
・その理由は、「時間がない」「すぐに連絡する予定がない」が上位に
・買い手の7割が社外の連絡先はメールボックスで検索。商談後のフォローメールが重要だとうかがえる
・売り手(名刺を渡す営業部など)で名刺交換や商談後に必ずフォローメールを送っているのは1割未満
■調査の背景
ビジネスの現場では、商談や打ち合わせで日常的に名刺交換が行われています。営業担当者など商品・サービスの売り手にとっては、大切な商談の場で受け取った名刺をデータ化し整理することが浸透しつつあります。一方で、自分が渡した名刺が、その後どう扱われているかはあまり議論されていません。
Sansanはこれまで、受け取った名刺の管理・活用を起点とした営業DXサービスの提供を通じて、企業の生産性向上や売上拡大を支援してきました。しかし、日本全国には名刺管理サービスを導入していない企業も多く、そうした企業との商談においては、渡した紙名刺の管理が各担当者に委ねられ、属人的になっているケースも少なくありません。
そこで今回、名刺管理サービスを導入していない企業に所属するビジネスパーソンを対象に、紙の名刺を受け取った後どのように管理・活用しているのか、企業間のコミュニケーションや接点活用における課題とは何かを明らかにすべく調査を実施しました。
■調査の結果
・買い手(名刺を受け取る購買・調達部など)の半数が、受け取った名刺を活用できる状態で管理していない
商品・サービスの買い手(購買・調達部など)に対して、他者から受け取った名刺の取り扱い方法を聞いたところ、「あとで整理しようと思っているが、手を付けていない(18.5%)」「整理する予定もなく、放置している(18.3%)」が上位になり、57.7%が整理できていないことが分かりました。また、40.7%が「紙の名刺の紛失や整理不足により、必要な連絡先を見つけられなかった経験がある」と回答し、半数が受け取った名刺を活用できる状態で管理できていないことが明らかになりました。
・その理由は、「時間がない」「すぐに連絡する予定がない」が上位に
名刺を整理していない理由について聞いたところ、「時間がない(40.9%)」が最も多く、「すぐに連絡する予定がないと考えている(34.8%)」が上位になりました。名刺の管理に手間がかかることで優先度が下がり、渡した名刺の多くが管理・活用されていないことがうかがえる結果となりました。
・買い手の7割が社外の連絡先はメールボックスで検索。商談後のフォローメールが重要だとうかがえる
また、仕事上で必要な社外の連絡先をどのように探しているかを聞いたところ、「メールボックス内の検索(68.6%)」が最も多く、次いで「整理されたファイルやケースの中にある名刺(50.5%)」となりました。メールボックスでの検索が日常的になるなかで、紙の名刺を渡して終わりにすることなく、商談後にメールでもフォローすることが、接点を維持するうえで重要であることがうかがえる結果となりました。
・売り手(名刺を渡す営業部など)で名刺交換や商談後に必ずフォローメールを送っているのは1割未満
一方で、営業部門などの売り手に対し、名刺交換や初回商談後に、フォローメールを送っているか聞いたところ、必ず送っている人は1割未満となり、頻繁に送っている人は4人に1人程度に留まりました。さらに、21.5%が「全く送っていない」、25.7%が「あまり送っていない」、27.4%が「場合によって送っている」と回答しました。多くの売り手が、せっかくの出会いを活かしきれていない実態が浮き彫りになりました。
■Sansan株式会社 執行役員/Sansan事業部 事業部長 小川泰正のコメント
Sansanは、名刺を単なる紙ではなく企業の資産と捉え、正確にデータ化し全社で活用できるデータベースを構築することで、新たな市場を切り拓いてきました。現在、契約件数は10,000件(※1)を突破し多くの企業に導入いただいています。
一方、今回の調査では、名刺管理サービスを導入していない企業において担当者の半数が受け取った名刺を適切に管理できていないことが明らかになりました。すなわち、名刺の半分は渡していないのと同じ状態になっているとも言えます。企業間の出会いの場において渡した名刺の多くが、整理されずに放置され、かつその後のフォローメールも送られていないことで、気が付かないうちに貴重なビジネス機会を逸している可能性を示唆しています。
「名刺管理から、収益最大化を実現する」をコンセプトに掲げる営業DXサービス「Sansan」として、この課題に改めて向き合っていく必要があると考えています。名刺管理の市場を創ってきた私たちだからこそ、出会いの在り方を問い直し、渡した名刺さえ活用される仕組みをつくり企業の成長を支援していきます。
■調査概要
調査名:名刺交換後の営業・購買活動の実態調査
調査方法:オンライン上でのアンケート調査
調査地域:全国
調査対象:
買い手部門(購買・調達など)の社員622名、売り手部門(営業、経営企画・事業企画など)の社員650名
調査期間:2025年2月21日~2025年2月25日
調査企画:Sansan株式会社
補 足:本調査結果において、比率は小数点以下第2位を四捨五入しているため、必ずしも合計した数字が100%にならない場合があります。
※1:Sansan株式会社「営業DXサービス「Sansan」法人向け名刺管理サービスで12年連続シェアNo.1」(2025年1月10日発表)
https://jp.corp-sansan.com/news/2025/0110.html
(以上)
■名刺管理から、収益を最大化する「Sansan」
Sansanは、名刺管理を超えた営業DXサービスです。名刺やメールといった接点から得られる情報を正確にデータ化し、全社で共有できるデータベースを構築します。あらかじめ搭載している100万件以上の企業情報や商談をはじめとする営業活動の情報も一元管理できるようにすることで、これまで気付けなかったビジネス機会を最大化し、売上の拡大を後押しします。また、名刺関連の業務や商談準備を効率化することで、社員一人ひとりの生産性を高め、コストの削減も可能にします。
https://jp.sansan.com/
■Sansan株式会社 会社概要
「出会いからイノベーションを生み出す」をミッションとして掲げ、働き方を変えるDXサービスを提供しています。主なサービスとして、営業DXサービス「Sansan」や名刺アプリ「Eight」、インボイス管理サービス「Bill One」、契約データベース「Contract One」を国内外で提供しています。
設立:2007年6月11日
URL:https://jp.corp-sansan.com
所在地:150-6228 東京都渋谷区桜丘町1-1 渋谷サクラステージ 28F
資本金:71億30百万円(2025年2月28日時点)
事業内容:働き方を変えるDXサービスの企画・開発・販売
Sansan https://jp.sansan.com/
Eight https://8card.net/
Bill One https://bill-one.com/
Contract One https://contract-one.com/
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