5月8日、田舎体験で新潟県上越市に宿泊していた首都圏の中学2年生16人に毒素成分を含むこんにゃく芋を誤って使い、12人が舌などに痺れを訴えていたことが分かりました。
5月8日、上越市の越後田舎体験で首都圏の中学校の2年生16人が大島庄屋の家に宿泊し、夕食をとったところ、12人が舌などにトゲトゲ感や痺れを訴えました。
これを受け、調理者に確認したところ、提供したのっぺ汁に里芋を入れたつもりが、下茹でして冷凍保存していたこんにゃく芋を誤って使用していたことが分かりました。
対象生徒の大半が8日午後10時までに症状が改善されましたが、9日午前中に保護者の意向で受診しなかった生徒1人を除く生徒全員が医療機関を受診。特別な異常は認められませんでした。
5月9日に保健所に通報し、食中毒の可能性があるとして検分を受けたということです。
また、学校は、医療機関の所見を受け、田舎体験プログラムを9日午後から再開しています。