9日の山陰地方は西から天気が崩れました。山陰両県のほぼ全域で雨が降っています。
これから10日未明にかけて強風や雷を伴う見込みで、5月の嵐「メイストーム」に注意が必要です。
午後の益田市、石見空港の映像です。南寄りの風が強まり、また雨も断続的に降りました。各地の最大瞬間風速は、ここ石見空港で16.5メートルだったほか、山陰両県で最も強く吹いたのが鳥取市で20.4メートルを記録しました。
その要因は、朝鮮半島付近にある発達した低気圧です。この低気圧による5月の嵐が「メイストーム」と呼ばれています。
10日にかけて日本海に進み、まとまった雨と南よりの強風をもたらしそうです。
気象レーダーです。山陰の全域に雨雲がかかっています。
九州に発達した雨雲があり、この一部が山陰にも移動する恐れがあります。夜遅くには雷を伴って雨脚が強まる見込みです。
そして10日にかけて予想される最大瞬間風速が、山陰の陸上、海上ともに30メートルとなっています。
低気圧が予想以上に発達した場合は、「暴風警報」が発表される可能性がありますので、今後の情報にご注意ください。
一方であすの朝には、天気が回復して晴れ間の戻る所もあるでしょう。