大規模な山林火災で被害を受けた岩手県大船渡市の事業者による商品の販売会が、5月9日、東京にある岩手県のアンテナショップで開かれました。
東京・銀座にあるアンテナショップいわて銀河プラザでは9日、山林火災の被災地である大船渡市の事業者12社の商品の販売会が開かれ、この春に収穫されたワカメや様々な水産加工品などが並べられました。
大船渡市出身の買い物客
「(購入品は)色々です。ワカメとタコキムチ。大船渡を応援しようと少しでも買って」
このうち火災による停電の影響で養殖アワビ約250万個が死に、5億円に及ぶ被害が出た元正榮北日本水産では、被災前に生産していたアワビの缶詰やアワビの貝殻とガラスを使って新たに開発したアクセサリーを販売しました。
9日は被災地を応援しようと多くの人が訪れ、事業者と交流しながら商品を買い求めていました。
買い物客
「実際見てかわいいと思って、アクセサリーが好きなので。せっかくだから普段からつけたいです。大船渡を感じながら」
元正榮北日本水産 古川翔太営業部長
「直接声をかけていただいて応援が心強く感じましたし、それに応えていかなければと思っています」
この販売会は10日もいわて銀河プラザで開催されます。