起訴されているのは浜松中央署の元巡査長の男(28)で、2024年7月、他の男と共謀して第三者に使わせる目的で不正に口座を開設し、銀行からキャッシュカードを騙し取ったとされています。

静岡地裁で開かれた初公判で、男は「間違いありません」と起訴内容を認めました。

続く冒頭陳述で、検察側は「借金返済のため詐欺に使われるとわかっていて口座を売却したのは悪質。警察官による犯行は強い非難に値する」と指摘し、懲役2年を求刑しました。

一方、弁護側は「被告は共犯の男に従属的な立場だった。犯行を深く反省し家族が監督を約束している」と執行猶予を求めました。

判決は5月23日に言い渡されます。

テレビ静岡
テレビ静岡

静岡の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。