県教育委員会は、勤務する高校の女子生徒にわいせつな行為を行ったとして、県東部の県立高校の男性教師を懲戒免職処分にしたと発表しました。

【篠田智志教育長】
「非常に重大な事案が続けて起きていることについては、大変重く受け止めています。誠に遺憾であります」

懲戒免職となったのは県東部の県立高校に勤務する26歳の男性教師です。
男性教師はおととし2月上旬から去年12月下旬までの間に校内と校外で複数回にわたって自校の女子生徒に対してわいせつな行為を行ったということです。

県教委は問題の発覚の経緯について明らかにしていませんが、昨年度末に発覚し、校長が警察にも通報しているということです。
男性教師は行為を認めた上で「生徒に申し訳ないことをした」と話しているということです。

県教委では昨年度、セクハラ・わいせつ事案による懲戒処分が9件に上り、今年度から初任者研修で警察による講話を取り入れるなど対応を強化しています。

テレビ新広島
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